X-TRAIL T32 前回に引き続き、車購入までの思考を備忘録としてまとめる。

前回に引き続き、車購入までの思考を備忘録としてまとめる。
ちなみにこのエントリーは、自分がどのような思考経路で車を買ったかを記録する備忘録であり、自分以外が読むことを想定していない。
今回はオプション選択編

X-TRAILのグレードは、おおまかに言って3つ。廉価版の20S、標準モデルの20X、外装カスタムのエクストリーマー。
それぞれに、FF,4WD、エマージェンシーブレーキパッケージの有無が選択できる。
グレードは特に考えることもなく標準モデルの20X。エクストリーマーは興味ないし、20Sはスマートエントリー、オートエアコンすらついていない。スマートエントリーは必須と思っているので、除外。

次に迷ったのはFFか4WD。当初はFFでもスキー場ぐらいなら大丈夫。行くと言ってもハンタマか猪苗代近辺。蔵王とか雪深いところには知人の4WDのSUVに乗せてもらおうと思っていた。それに、ドカ雪で関東の交通が麻痺していた時に、苗場をプリウスで走り切ったり、蔵王までFFのノートで行ったことがあるので、ちゃんとしたスタッドレスタイヤを履けば問題無いと思っていた。
しかし、実際の販売実績を見ると9割方4WD。散々悩んだ挙句。やはりSUVならば4WDと思い4WDを選択した。
4WDの利点は、坂道で止まった時の発進だとおもう。原理的に考えて、全体的に4WDが有利である。もし坂道で発進できなければ、チェーン巻くしかないし、スキー場に行く前に疲れてしまいそうだ。やはりSUVならば4WDだとおもう。幸いなことにX-TRAILの場合、価格以外はほとんど何も変わらない。燃費に関しても0.4km/lしか変わらない。誤差のようなものだ。(20万円増し)

次はエマージェンシーブレーキパッケージ。これは車線逸脱警報や、プリクラッシュブレーキシステムなどスバルのキャッチコピーを借りれば、いわゆる”ぶつからない車”の装備である。最初は、正面衝突するのは前を見て運転していなかった自分が悪い、などと思い外そうとしたが、深夜の高速で強い眠気に襲われ、フラフラ走ってしまったことを思い出した。もちろん少しでも眠気を感じたら休憩すべきだが、眠気が強いと冷静な判断ができない。まぁ〜単純に装備として面白そうともおもうので選択した(8万円増し)

次はLEDヘッドランプとフォグランプのセット。これも当初はいらないと感じていた。通常の電球式ライトでも、メーカーが出荷しているのであれば、必要な明るさが確保されているはずだからだ。
このX-TRAILには標準でフォグランプが装着されていないので、フォグはつけようと思っていた。ただフォグ単体で4万円増し、LEDヘッドランプ+フォグで7万円増し、その差額はおよそ3万円。3万の差額ならLEDヘッドランプを付けてしまおうと思った。
後付の理由だが、職場から帰宅するときはたいてい暗いので、通勤の半分はライトをつけている。従ってライトの消耗が激しい。シルビアのヘッドランプは既に3回ほど交換していて、1回につき5000円ほどかかる。(高効率バルブを選択しているため割高)それを考えると、LEDのように原理的に長寿命なものを使っていれば、電球を交換する分のお金が浮くのではないか?と考えている。もちろんLEDユニットがまるごと壊れた場合、修理代が高く付きそうだが、、、
LEDヘッドランプ装着車の夜間走行映像を見たが、やはり圧倒的に明るく感じた。走行距離の半分をヘッドランプをつけて走ると思えば、やはりつけておくべきだろう。

次はルーフレール。これは案外するっと決まった。スキーに行く都合、ルーフボックスをつけたい。前モデルのT31は、マウントポイントが用意されていて、ルーフレール無しでボックスを装着できるようになっていた。しかし、T32からマウントポイントがかなり後ろの方に移動。このままつけると、トランクを開けた時に確実に干渉するので、ボックスをつけるなら必然的にルーフレール装着が必須となる。まだボックスをつけるかどうかは迷っているが、付けないなら付けないで、まぁ〜飾りになるかなぁ〜っと思っている。(5万円増し)

カーナビ
カーナビはディーラオプションが20万増し、メーカーオプションが30万円増しと言ったところだ。メーカーオプションだと、後方視界警報、アラウンドビューモニター、クルーズコントロール、自動車庫入れ等々が全部セットで入ってくる。アラウンドビューモニター、クルーズコントロールは魅力的な装備なので検討した。だがしかし、30万円増しは高い。セットで装着される装備から見れば割安感はあるがやはり高い。
装着を諦めたのは、ディーラーの営業さんの言葉。カーナビは遅かれ早かれ壊れる物だそうだ。それも5〜7年程度経過すると故障する事例が多くなるそうだ。車内の環境が電子回路的に厳しく、よく故障するらしい。メーカーオプションナビの場合、年数が経過し故障した場合、場合によっては部品がとれなくなるそうだ。自分の場合、1台の車を長く乗るので、途中でナビが壊れることが十分想定される。それを考えると、やはりメーカーオプションは避けるべきであり、付けてもディーラオプションの汎用ナビを付けて、壊れた場合は汎用品を交換するべきとアドバイスも頂いた。
幸い、シルビアに乗せているナビはまだ十分使えるので、移設して使おうと思う。
この場合、残念なのは両端に隙間ができること。最近の車はトヨタ車を中心に200mm幅のナビが増えてきている。DIN規格の本来の横幅は180mmに両端に10mmづつの隙間ができる。もちろんこの10mmの隙間を埋める化粧パネルは売っている。だがしかし、隙間ができるのは本当に残念だ。ただ、carrozzeriaEclipseなど汎用ナビを作っているメーカーも200mmのナビを作るようになっているので、今のナビが古くなるか、壊れるかしたら交換することとした。
ナビの機能は日進月歩だ。ついこの前までCDが主力だったのに、いつの間にかSDや、ブルートゥーススマホとつなげる聞き方が一般的になった。ナビの機能に関しては、5年も経てば陳腐化する。それにたいして車は10年サイクルで買い替えを考えているので、やはり車と、ナビは切り離して考えていたほうが良さそうだ。

ETC
カタログに乗っているメーカー純正(ビルトインタイプ)はセットアプ費込で3万円程度。社外品をディーラーでつけてもらうと、セットアップ費込で1万4千円程度。ただしこの場合はグローブボックスに取り付けとなるそうだ。社外品のつけてもらおうかと思ったが、今シルビアに使っているものを移植しようと思う。特にETCの機能として不便していないからだ。(後日談:ETCは契約の際におまけしてもらった。

その他
マットは標準品を付けた。あとバイザーは付けなかった。自分には付ける理由がない。唯一使うと思われる場面は夏場の駐車場で、車内温度が上がらないために、窓を少し開けておくぐらいか。
あと、泥除けもつけていない。営業の人の話だと、X-TRAILの泥除けは飾りみたいのあもので、泥除け本来の機能は弱いということだった。