X-TRAIL T32 納車されてから1ヶ月ほど立ってからの感想

繰り返しになるが、買った時の印象を忘れないために備忘録として書いている。あまり他人が読むことを意識せず、勢いてキーボードを叩いているのでその点をご承知いただき読み進めていただければと思う。


走行性能:乗り心地 静音性 燃費等
オンロードの走行性能については大満足である。SUVというとサスペンションのストロークが大きく、大きくロールするイメージだが、X-TRAILはほとんどロールしない。乗り心地としてはセダンに近いなという印象である。走行音も非常に静かで、一般道で巡航しているとエンジンが回っているのかわからなくなるほどである。騒音のほとんどは風切音、タイヤのロードノイズなので、静音性が高いタイヤに交換すればより静かになると思う。またCVTの制御についても、下り坂では自動的にエンジンブレーキがかかるしギヤ比の選択もとくに違和感を感じない。普通に走っている状態では、なるべく低回転に低回転にという制御をしており燃費向上に貢献している。燃費の方もカタログ値に対して90%ほどの数値で推移している。(郊外の信号が少ない道路の走行がメイン)夜間や高速道路など、条件が良ければカタログ値を超えることすらあった。


オプション
エマージェンシーブレーキパッケージはつけてよかった。単体ではあってもなくてもいいかなぁ〜っと思うが、セットでクリアランスソナー(多分この呼び方はトヨタ的)がついてくるのが良かった。当初は別オプションだと思っていたので盲点だった。視界が悪いSUVにおいては、やはり必要なオプションだと思う。エマージェンシーブレーキとクリアランスソナーのセットで8万増しは価値があると思う。

LEDヘッドランプはこれまた付けて正解だった。夜間走行が多いので明るいのは正義である。ただしLEDで照らしている範囲の境界がはっきり見えるせいか、少し照射範囲が狭い印象があった。新車点検の際に再調整、基準範囲内でなるべく遠くまで照らすように調整していただき解決した。


未だに自分の車という印象は薄いが、週末の洗車が楽しく、何よりも運転するのが楽しいクルマである。

今度は、スキーに行った際の雪道走行性能についても、素人なりに感想を書こうかと思う。

X-TRAIL T32 前回に引き続き、車購入までの思考を備忘録としてまとめる。

前回に引き続き、車購入までの思考を備忘録としてまとめる。
ちなみにこのエントリーは、自分がどのような思考経路で車を買ったかを記録する備忘録であり、自分以外が読むことを想定していない。
今回はオプション選択編

X-TRAILのグレードは、おおまかに言って3つ。廉価版の20S、標準モデルの20X、外装カスタムのエクストリーマー。
それぞれに、FF,4WD、エマージェンシーブレーキパッケージの有無が選択できる。
グレードは特に考えることもなく標準モデルの20X。エクストリーマーは興味ないし、20Sはスマートエントリー、オートエアコンすらついていない。スマートエントリーは必須と思っているので、除外。

次に迷ったのはFFか4WD。当初はFFでもスキー場ぐらいなら大丈夫。行くと言ってもハンタマか猪苗代近辺。蔵王とか雪深いところには知人の4WDのSUVに乗せてもらおうと思っていた。それに、ドカ雪で関東の交通が麻痺していた時に、苗場をプリウスで走り切ったり、蔵王までFFのノートで行ったことがあるので、ちゃんとしたスタッドレスタイヤを履けば問題無いと思っていた。
しかし、実際の販売実績を見ると9割方4WD。散々悩んだ挙句。やはりSUVならば4WDと思い4WDを選択した。
4WDの利点は、坂道で止まった時の発進だとおもう。原理的に考えて、全体的に4WDが有利である。もし坂道で発進できなければ、チェーン巻くしかないし、スキー場に行く前に疲れてしまいそうだ。やはりSUVならば4WDだとおもう。幸いなことにX-TRAILの場合、価格以外はほとんど何も変わらない。燃費に関しても0.4km/lしか変わらない。誤差のようなものだ。(20万円増し)

次はエマージェンシーブレーキパッケージ。これは車線逸脱警報や、プリクラッシュブレーキシステムなどスバルのキャッチコピーを借りれば、いわゆる”ぶつからない車”の装備である。最初は、正面衝突するのは前を見て運転していなかった自分が悪い、などと思い外そうとしたが、深夜の高速で強い眠気に襲われ、フラフラ走ってしまったことを思い出した。もちろん少しでも眠気を感じたら休憩すべきだが、眠気が強いと冷静な判断ができない。まぁ〜単純に装備として面白そうともおもうので選択した(8万円増し)

次はLEDヘッドランプとフォグランプのセット。これも当初はいらないと感じていた。通常の電球式ライトでも、メーカーが出荷しているのであれば、必要な明るさが確保されているはずだからだ。
このX-TRAILには標準でフォグランプが装着されていないので、フォグはつけようと思っていた。ただフォグ単体で4万円増し、LEDヘッドランプ+フォグで7万円増し、その差額はおよそ3万円。3万の差額ならLEDヘッドランプを付けてしまおうと思った。
後付の理由だが、職場から帰宅するときはたいてい暗いので、通勤の半分はライトをつけている。従ってライトの消耗が激しい。シルビアのヘッドランプは既に3回ほど交換していて、1回につき5000円ほどかかる。(高効率バルブを選択しているため割高)それを考えると、LEDのように原理的に長寿命なものを使っていれば、電球を交換する分のお金が浮くのではないか?と考えている。もちろんLEDユニットがまるごと壊れた場合、修理代が高く付きそうだが、、、
LEDヘッドランプ装着車の夜間走行映像を見たが、やはり圧倒的に明るく感じた。走行距離の半分をヘッドランプをつけて走ると思えば、やはりつけておくべきだろう。

次はルーフレール。これは案外するっと決まった。スキーに行く都合、ルーフボックスをつけたい。前モデルのT31は、マウントポイントが用意されていて、ルーフレール無しでボックスを装着できるようになっていた。しかし、T32からマウントポイントがかなり後ろの方に移動。このままつけると、トランクを開けた時に確実に干渉するので、ボックスをつけるなら必然的にルーフレール装着が必須となる。まだボックスをつけるかどうかは迷っているが、付けないなら付けないで、まぁ〜飾りになるかなぁ〜っと思っている。(5万円増し)

カーナビ
カーナビはディーラオプションが20万増し、メーカーオプションが30万円増しと言ったところだ。メーカーオプションだと、後方視界警報、アラウンドビューモニター、クルーズコントロール、自動車庫入れ等々が全部セットで入ってくる。アラウンドビューモニター、クルーズコントロールは魅力的な装備なので検討した。だがしかし、30万円増しは高い。セットで装着される装備から見れば割安感はあるがやはり高い。
装着を諦めたのは、ディーラーの営業さんの言葉。カーナビは遅かれ早かれ壊れる物だそうだ。それも5〜7年程度経過すると故障する事例が多くなるそうだ。車内の環境が電子回路的に厳しく、よく故障するらしい。メーカーオプションナビの場合、年数が経過し故障した場合、場合によっては部品がとれなくなるそうだ。自分の場合、1台の車を長く乗るので、途中でナビが壊れることが十分想定される。それを考えると、やはりメーカーオプションは避けるべきであり、付けてもディーラオプションの汎用ナビを付けて、壊れた場合は汎用品を交換するべきとアドバイスも頂いた。
幸い、シルビアに乗せているナビはまだ十分使えるので、移設して使おうと思う。
この場合、残念なのは両端に隙間ができること。最近の車はトヨタ車を中心に200mm幅のナビが増えてきている。DIN規格の本来の横幅は180mmに両端に10mmづつの隙間ができる。もちろんこの10mmの隙間を埋める化粧パネルは売っている。だがしかし、隙間ができるのは本当に残念だ。ただ、carrozzeriaEclipseなど汎用ナビを作っているメーカーも200mmのナビを作るようになっているので、今のナビが古くなるか、壊れるかしたら交換することとした。
ナビの機能は日進月歩だ。ついこの前までCDが主力だったのに、いつの間にかSDや、ブルートゥーススマホとつなげる聞き方が一般的になった。ナビの機能に関しては、5年も経てば陳腐化する。それにたいして車は10年サイクルで買い替えを考えているので、やはり車と、ナビは切り離して考えていたほうが良さそうだ。

ETC
カタログに乗っているメーカー純正(ビルトインタイプ)はセットアプ費込で3万円程度。社外品をディーラーでつけてもらうと、セットアップ費込で1万4千円程度。ただしこの場合はグローブボックスに取り付けとなるそうだ。社外品のつけてもらおうかと思ったが、今シルビアに使っているものを移植しようと思う。特にETCの機能として不便していないからだ。(後日談:ETCは契約の際におまけしてもらった。

その他
マットは標準品を付けた。あとバイザーは付けなかった。自分には付ける理由がない。唯一使うと思われる場面は夏場の駐車場で、車内温度が上がらないために、窓を少し開けておくぐらいか。
あと、泥除けもつけていない。営業の人の話だと、X-TRAILの泥除けは飾りみたいのあもので、泥除け本来の機能は弱いということだった。

X-TRAIL T32 車購入までのはなし

車購入までの思考を備忘録としてまとめる。
ちなみにこのエントリーは、自分がどのような思考経路を辿って車を買ったかを記録する備忘録であり、自分以外が読むことを想定していない。

車に関する基本的な考えは以下のとおり。
車にのること自体が不経済だ。車の本体価格、税金、ガソリン代、あげたらキリがない。
車を買い換えることも不経済だ。少なくとも買い替えごとに自動車取得税、重量税、他諸費用がかかる。更に自分の場合は年間走行距離が2万キロ以上で、10年で20万キロ近く走行してしまう。走行距離が価格に大きく影響する中古車市場では、下取りで高値買取りも期待できない。
したがって1台の車を長く乗ることが最良と考えている。特に大きな故障、事故などなければ、10年、20万キロまで乗ろうと思っている。
実際、シルビアを買うときは10年20万キロを想定していたので、状態の良い物を選んだ。現場では7年間で14万キロ(ODOメーターで18万キロ)まで走行している。

しかし、例外がある。それはライフスタイルの変化だ。今回買い換えを決断した理由だ。
シルビアを購入した時は、どちらかと言うとインドア派で、家にいることが多かった。そんな中で「カッコイイ車に乗りたい!」という意識が先行してシルビアを選んだ。小学校のころから憧れていた車なので、今もこの選択は間違えていないと思っている。
しかし、最近はライフスタイルが大きく変化している。就職したころから、スポーツ(ロードバイク、スキー、登山、バーベキュ)をするようになり、知人を乗せて遠出をする機会も増えた。そうなるとシルビアは使いづらい。非車好きにはウルサイだけのエンジン音と、苦痛でしか無いゴツゴツとした乗り心地。狭い車内。乗らない荷物。なんとか乗り続けて初年度登録から14年目まで頑張ろうと思っていたが、さすがにもう限界である。(今思えば今年2月の13年目の車検の時に買い替えておけばよかったと、多少後悔している。ちょうど消費増税のタイミングでもあったし、、、でもあのタイミングでの買い替えは、全く考えていなかった。)
ライフスタイルの変化以外にも買い替えを決断した理由はある。
シルビアは初年度登録から13年が経過していて、内装やその他様々な部分にガタが来ている。それにシルビアといかにも”走り屋”という車のイメージも嫌になっていた。
とまぁ〜そういうことで買い替えを決断した。逆に、なぜ今のタイミングかというと、スキーシーズン前に買えば、スキー場に行けるということと、9月は上期の決算時期なので、値引きに少し上乗せできるのではないかという、微かな期待からである。


車種選定
予算は200〜250万円で、上記の通りアウトドアに使える車が欲しい。
この条件に当てはまるのは、X-TRAILCX-5インプレッサスポーツと言ったところだろうか。
他にも検討したのは、AQUA、プリウスα、WISH、MINI、アテンザアクセラ、セレナ、ボクシー
年間走行距離が長いのでハイブリッド車を検討したが、バッテリーやその他ハイブリッド特有の装備が長い年月持つか不安なのと、そもとそもハイブリット車は、普通の車では使わないレアアースや、半導体を大量に使っているので、そもそもエコな車とは思っていない。製造から廃棄するまでをトータルした場合、逆に環境負荷を与えている可能性すらある。この議論は本筋と違うのでここまでとする。ハイブリット車は従って除外。
WISHや、セレナ、ボクシーもイメージはファミリーカーなので、除外(ミニバンはロードバイクを分解せずに、そのまま載せられる事に魅力を感じていたが、それだけのためにミニバンを買うのはどうかと思った。ミニバンは走行性能、乗り心地も劣る)
アテンザアクセラは、ディーゼルで低燃費、軽油もガソリンに比べ安価、また、ディーゼル特有の低回転トルクは魅力的だったが、車両本体価格だけで予算オーバーなので除外。(想定されうる走行距離が長いので、燃料代だけで価格差も回収できるが、途中で事故、盗難に合う可能性もある。差額を回収するまでは、リスクを背負い込むだけなのでやめた。)
MINIは、ドイツ車特有のドッシリとした足回り。個性的なエクステリアとインテリア、とても魅力的な車ではあったが、アウトドア向きとは言いづらく除外した。アウトドアに使うという条件がなければ、多分買っていたと思う。単純に運転していて楽しいく、所有欲を満たされるのはミニだ。

さて、本気で検討した、X-TRAILCX-5インプレッサスポーツの3車種に話を移す。
まず最初にインプレッサスポーツ。発売当初はアイサイトが非常に魅力的な装備ではあったが、今となっては他メーカーも同様の装備を搭載している。従ってここでは優位性が無い(唯一の違いは全車速追従クルーズコントロール程度)。スバルのフルタイム4WDも魅力的ではあるが、年に2〜3回しか雪が降らない地域に住んでいる上、スキー場にいくにしても、ほとんどは除雪されているのでFFにちゃんとしたスタッドレスタイヤを履かせれば、問題なく雪上を走行できると思う。従ってインプレッサスポーツは除外
CX-5は、上記のとおりディーゼルのメリットが魅力的な車である。しかし、いまいちバランスの悪いエクステイリア、X-TRAILと比べると2段階ほど落ちる内装。ゴチャゴチャとした、メータ周り。どうにも毎日1時間以上×10年も乗る気にはならない。ここは好みや感性の問題になるのだが、CX-5はどうも好きになれなかった。

で、決めたのはX-TRAILである。
走行性能(ゴチャゴチャとついている電子制御も含む)、広い後席、広い荷室、燃費。総合的に見て一番まとまっている印象だった。それに日産のパンフレットは良く出来ていて、最初のページの方は悪路の走破性、そしてページをめくっていくと、スキーや登山、マリンスポーツと、具体的な使用シーン、最後に電子制御、装備関係の説明という構成で作られている。これを読むと、日産がターゲットとしているユーザー層に自分がドンピシャな印象を受けた。
でも、最終的な決め手は、インテリア、エクステリアが気に入ったということだ。
1つ前のX-TRAILに比べて、ゴツゴツとしたイメージを一新。曲線で滑らかなボディーラインとなった。嫌う人もいるが、自分はムラーノ的なデザインに惹かれた。

以上が、車種選定までの思考の流れである。
次回は、X-TRAILのグレード設定、オプション選択のことを書こうと思う。

Edge500でルート案内

今回のエントリーでは、お店で毎年恒例の”新潟300kmライド”に向けて、GARMIN Edge500を最強のロングライド用サイコンに仕立て直します。


はじめに

GARMIN Edge500には様々な機能が搭載されています。ナビゲーション機能もその一つです。事前にルートを作成して本体に転送しておけば目的地まで案内してくれます。だた一つ残念なのがルート作成のユーテュリティソフトが十分に整備されていない所。ガーミンコネクトからルートを作成すると、ナビゲーションをしてくれるQシート的なデータが付与されず、通常、ケイデンスや速度を表示している画面からイチイチ切り替えて地図を表示させなければなりません。また困ったことに、通常画面ではルートを外れるまで警告を出してくれません。これでは使い物にならない。
このエントリーでは、Edge500が本来持っている道案内機能を使用できるルートデータの作成方法、実際の動作について説明します。


データの作成方法

一番簡単なのはガーミンコネクトでルートデータを作成する方法です。しかし先述の通りこれでは道案内してくれません。Qシート的なデータまで付与されたデータを作成するには、別のWebアプリケーションを使う必要があります。


今回はbikeroutetoaster.comという、海外のサイトを使う事にします。残念ながらこのサイトのルート作成機能は使いにくい(ポイントを上手く消去できなし、undoを受け付けなくなることがある)ので、ルート作成はルートラボで行なっています。ルートラボでルートを作成したら、下の方にあるダウンロードから.tcx形式で書き出させます。このファイルをbikeroutetoaster.comに読み込ませます。読みこませる方法は、Webサイト上方にあるInportタブから、ファイルを選択->.tcx(GARMIN)をクリック。少し待つと地図上にルートが反映されます。


ただし、これではQシート的データが入力されていないので、ポツポツと入力をしていきます。私は休憩ポイントと交差点をポイントして、それぞれ付加情報を追記して行きました。


やり方は、ルート上をクリックするとポイントが置かれます。EditingタブのPoint Typeのプルダウンメニューで、右、左、休憩、山岳ポイント等、ポイントの種類を設定していきます。


ココで注意。ポイントにコメントを入れる事が出来ますが、英語版のEdge500を使っている場合、ここに日本語を入力すると文字化けします。入力は半角英数で行なってください。

Cue Sheetのデータを入れ終われば、上方タブのExportをクリックして、GarminタブをクリックするとEdge500へ転送されます。


Edge500でルート案内

Edge500のメニューから、コース、コース名選択、Do Courseで道案内が開始されます。



参考にしたエントリー

http://bikeroutetoaster.com/Course.aspx
http://jinza-do.c suocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-b7a7.html
http://blogs.yahoo.co.jp/takeyon2121/2758913.html

Rasperry Piでネットワークカメラを作る。

Rasperry Piでネットワークカメラを作る。
専用カメラは3000円ほどするので、500〜700円で買えるバッファローの安いUSB接続のWebカメラを使ってネットワークカメラを作る。今回購入したのはバッファローのBSW13K10Hという製品。選定理由はヤマダ電機で一番安かったと言うだけである。

まずは

$ lsusb
Bus 001 Device 002: ID 05e3:0610 Genesys Logic, Inc. 4-port hub
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 001 Device 003: ID 045e:00cb Microsoft Corp. Basic Optical Mouse v2.0
Bus 001 Device 004: ID 045e:0751 Microsoft Corp.
Bus 001 Device 005: ID 0411:01a2 BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) WLI-UC-GNM Wireless LAN Adapter [Ralink RT8070]
Bus 001 Device 006: ID 1e4e:0103
などして、WebカメラがRasperry Piに認識されているか確認する。ディバイス名が表示されていないが、多分一番下がWebカメラであろう。

$ sudo apt-get install motion
などすると、motionというライブラリが入る。


$ sudo vi /etc/default/motion
などして、start_motion_daemon=no をyesに変更する。




$ sudo service motion restart
[ ok ] Starting motion detection daemon: motion.
などして、motionを起動する。デフォルトでは、カメラが写る範囲に動きが有った場合(動体検知)/tmp/motionに写真を保存する設定となっている。実際に/tmp/motionをぞいてみると、jpegが何枚か入っていた。

Webブライザからのアクセスに応答するためには以下の設定を変える。

sudo vi /etc/motion/motion.conf
# Restrict control connections to localhost only (default: on)
control_localhost off
# Restrict webcam connections to localhost only (default: on)
webcam_localhost off
これでWebブラウザからアクセスすると、映像が見られる

Webブライザで、http://Raspberry PiのIPアドレス:8081をたたくと画像が表示される。
デフォルトでは、320×240のjpeg画像が1秒間隔で送られてくる。
ちなみにポート8080にアクセスすると、管理画面が表示されて色々とパラメータをいじれる。

Macで、Raspberry PiのインストールイメージをSDカードに焼く

以下のサイトからイメージをダウンロード
http://www.raspberrypi.org/downloads/

Raspberry Piのインストールイメージを、ダウンロードして普通にSDカードにコピーしただけでは動かない。
以下のようにコンソールから、イメージをSDカードにコピーする。



SDカードをunmount

$ df -k
Filesystem 1024-blocks Used Available Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk0s2 244277768 134672920 109348848 56% 33732228 27337212 55% /
devfs 188 188 0 100% 653 0 100% /dev
map -hosts 0 0 0 100% 0 0 100% /net
map auto_home 0 0 0 100% 0 0 100% /home
/dev/disk1s1 7821408 2400 7819008 1% 0 0 100% /Volumes/UNTITLED


カレントワーキングディレクトリを、インストールイメージのあるディレクトリに移す。

$ cd /Users/seya/Downloads
$ diskutil umount /Volumes/UNTITLED
Volume UNTITLED on disk1s1 unmounted
seya-tb:Downloads seya$ df -k
Filesystem 1024-blocks Used Available Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk0s2 244277768 134672912 109348856 56% 33732226 27337214 55% /
devfs 188 188 0 100% 653 0 100% /dev
map -hosts 0 0 0 100% 0 0 100% /net
map auto_home 0 0 0 100% 0 0 100% /home


インストールイメージをSDカードにコピーする。コマンドを打ってもなかなか返ってこないが、10~15分程度でコピーが完了する。


$ sudo dd if=2014-06-20-wheezy-raspbian.img of=/dev/rdisk1 bs=1m
2825+0 records in
2825+0 records out
2962227200 bytes transferred in 302.095365 secs (9805603 bytes/sec)
$

参考
http://openrtm.org/openrtm/ja/content/raspberrypi_sdcard

sambaインストールから初期設定まで


新しくファイル共有サーバーを立てる事となった。いままで適当にsambaの運用をしてきたので、設定方法を備忘録にまとめておく。

インストール

 # yum install samba 

ファイヤーウォールの設定

# vi /etc/sysconfig/iptables
↓この行を追加
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 445 -j ACCEPT

sambaの自動軌道設定とファイヤーウォールの再起動

# chkconfig smb on
# service smb start
SMB サービスを起動中: [ OK ]
# service iptables restart
iptables: チェインをポリシー ACCEPT へ設定中filter [ OK ]
iptables: ファイアウォールルールを消去中: [ OK ]
iptables: モジュールを取り外し中: [ OK ]
iptables: ファイアウォールルールを適用中: [ OK ]
#

Linuxのユーザー追加

# useradd -mk /dev/null -s /sbin/nologin hoge
このユーザーはsambaのファイル共有用のユーザーで、Linuxにログイン事は無い。-sオプションでログインシェルを/sbin/nologinに指定する。このshellはログインしたら直ちにログアウトする物で、ユーザーアカウントは必要だがログインさせたくない場合に指定する。-mk /dev/nullは/etc/skelの下にある、ログインユーザー用のカスタマイズファイルをホームディレクトリにコピーしないオプションである。

# man useradd <<一部抜粋>>
-m ホームディレクトリが存在しない場合には、ホームディレクトリを作成
する。 -k オプションを同時に指定すると skeleton_dir 以下のファイ
ルが、指定しないと /etc/skel 以下のファイルが、ホームディレク ト
リ に コピーされる。ホームディレクトリには、 skeleton_dir または
/etc/skel に含まれるすべてのディレクトリも作成される。 -k オプシ
ョンは、 -m オプションとともに使われる場合のみ有効である。デフォ
ルトでは、ホームディレクトリを作らず、ファイルのコピーもしない。

  • s shell

ユーザのログインシェルの名前。デフォルトではこのフィールドは空白
となり、システムがデフォルトのログインシェルを選ぶ。

samba用のパスワード設定

samba用パスワードはLinuxのパスワードとwindowsのパスワードの暗号化方法が違うため、その違いを吸収するために設定する。Windowsマシンからログインするときは、ここで設定したパスワードを使用してログインする。sambaはアクセスしてきたWindowsユーザーとLinuxユーザーを対応づけているので、sambaにアクセスすればLinuxのユーザーとしてファイルの操作が行える。

# smbpasswd -a hoge
New SMB password:
Retype new SMB password:
Added user hoge.

最後にSELinuxに対して、sambaのデーモンプロセスが個人ユーザーのホームディレクトリにアクセスできるように、アクセスを許可する。

# setsebool -P samba_enable_home_dirs on

以上でsmabaの最小設定は終了である。