pyROOTの1次元ヒストグラム TH1F gRandam

ROOTのもう少しまじめな例を示す。
といってもPython版のpyROOTを使用する。
TH1Fは1次元のFloat型のヒストグラムで最大精度は7桁。
name = TH1F('name','tittle',60,-10.,20.)
'name'はTNamedの派生クラスとしての名前
'60'はビン数、'-10''20'はそれぞれ横軸の上限値と下限値である。



from ROOT import TH1F,gRandom,TNamed

h1 = TH1F('h1','test hist',100,0.,10.)
for i in range(0,100000):
h1.Fill(gRandom.Gaus(5.,1.))
h1.Draw()

ちなみにgRandomは乱数を生成してくれる。
上記のコードでは中心が5、幅1のガウス分布正規分布)乱数を作っている。
実行結果は↓

10万個の値を読み込ませても一瞬で描画される。
100万個にしても2〜3秒