サーバーやワークステーションの選定について

サーバーやワークステーションの選定について、調べた事をつらつらと書いておく。


はじめに

最近、仕事用にワークステーションを導入したのだが
ベンチマークの結果が思わしくなかったので色々調べた結果をちょろっと。

ワークステーションに乗っかって来たのはXeon E5-1603。ケチってCTOで安いCPUに換装した。
比較対象はMacBook Proに乗っているCore i7-4850HQ
Macは仮想環境で4コア8GBを割り当てたWindows7ベンチマークを実行。
PCMark 7,8の結果はどちらもほぼ同じ。

ベンチマークサイトの結果を見てみると
Core i7-4850HQ 9338
Xeon E5-1603 5469
という結果。およそ2倍の開きがある。仮想環境でリソースを半分割り当てている、ベンチマークの結果と大きな違いは無い。

Xeon最強!!!っとなんとなく思っていたけど、そんな事は無かった。
まぁ〜数年前に導入した解析用ワークステーションにのっているXeon X5560とほぼ同じ数値だから良しとしよう。


なぜ?Xeonなのか

Core i7がスコア的に同等ならば、わざわざ値段の高いCPU選ばなくても良いじゃんと思うけど、それでもエンタープライズ用途でXeonが使われている理由は?
それはECCメモリのサポートにある。現代のXeonとi7の違いはECCメモリサポートの有無
でもECCメモリってそんなに効くのか?という新たな疑問がわいてくる。
答えは以下のエントリー
http://www.crossdrive.net/wp/archives/859
MySQLサバーで頻繁にI/Oした場合、データの不整合でテーブルがクラッシュするらしい。


結論

24時間365日運用されるサーバー、特に頻繁にI/Oを繰り返す場合にはECCメモリが必須で、ECCメモリをサポートするXeonは選ぶ価値がある。
でも普段使うPCにそこまでの信頼性が必要かというと、少々疑問。
開発や設計用途には、メーカーが市販しているゲーミングPCで十分じゃないかって思う。


参考

ベンチマークサイトによる、CPUのベンチマーク結果
Xeon E5-1603 5469
Xeon X5560 5528
Xeon E5-2620 v2 8585
Core i7-4850HQ 9338
Core i7-4930K 13301