LinuxとWindow7でVNC接続する

LinuxWindows7VNC 

Scientific Linux と Windows7 64bit でVNC:Virtual Network Computing する。
Linuxがサーバで、Windowsがクライアント。


TigerVNCのインストール

スーパーユーザになって、yumでインストールする。

# yum install tigervnc
# yum install tigervnc-server

ファイヤウォールの設定

システム=>管理=>ファイヤウォール設定と進む。下のウインドウで"その他のポート"から"追加”をクリックする。

出てきたウインドウで”ユーザー定義”にチェックを入れてVNCが使用するポート”5900-5999”を入力、プロトコルTCPとして”OK”をクリック。
適用をクリックしてウィンドウを閉じる。


サービスの再起動

システム=>管理=>サービスと進む。ウインドウ上方の"再開始"をクリックしてシステムを再起動する。


vncserverの起動


$ vncserver
xauth: (stdin):1: bad display name "hoge-PC:1" in "add" command

New 'hoge-PC:1 (hoge)' desktop is hoge-PC:1

Starting applications specified in /home/hoge/.vnc/xstartup
Log file is /home/hoge/.vnc/hoge-PC:1.log

vncserverで起動する。初回の起動ではパスワードを入れるように言われる。このパスワードはクライアントから接続するときに使用するので覚えておく。
また、hoge-PC以下の数字はディスプレイ番号と呼ばれる。"hoge-PC:1"なのでこの場合は1になる。これもクライアントから接続するときに必要になる。

クライアントの設定

クライアントのWindows7には、UltaraVNCをインストールしておいた。念のためウイルス対策ソフトのファイヤウォールの設定で、このソフトの通信を許可させておいた。もしかしたらクライアント側は必要ないかもしれない。


VNCで接続

UltaraVNCを起動して、サーバーのIPアドレスを指定する。ここでディスプレイ番号が必要になる。下のようにhost:displayで指定する。ほかのオプションは特に指定する必要は無い。
これでVNCを利用してWindows7から、Linuxへリモート接続ができるようになる。