TomcatのLinuxへのインストールから動作か確認
TomcatのLinuxへのインストールから動作か確認までの備忘録
Linuxへのインストール
yumコマンドでインストールする。シェルに対して以下のコマンドを叩く。"tomcat5-webapps"にはTomcatのデフォルトページも含まれるので、動作確認のため一緒にインストールしておく。 ”tomcat5-admin-webapps"を指定すると「balancer(負荷分散装置)」がインストールされる。これも併せてインストールしておく。
# yum install tomcat5 tomcat5-webapps tomcat5-admin-webapps
それにしてもyumによるパッケージ管理システムは便利だなぁ〜
Tomcatのインストール先
/usr/share/tomcat5 tomcat5以下はbin以外、シンボリックリンクになっている。/etc/sysconfig/tomcat5 このファイルを編集することで、Tomcatの使う環境変数や、JVMのヒープサイズを設定することができる。
/etc/tomcat5/tomcat5.conf/ 同上。どちらが優先されるかは環境による。
/etc/rc.d/init.d/tomcat5 システムサービスの用のスクリプト。直接実行することもできる。
/var/lib/tomcat5/catalina.out 標準出力と標準エラー出力をリダイレクトしたログが記録される。
Tomcatインストール確認
シェルに対して、以下のコマンドを叩いて、tomcatを起動させる。#/etc/init.d/tomcat5 start
Webブラウザを起動して http://localhost:8080/ にアクセスする。うまくtomcatが起動できていれば、以下のようなデフォルトページ表示されるはずだ。
キャラクターに使われている猫は、カワイくないな。
私はここで間違えに気づいた。yum insatall でtomcat5としか指定しなかった事だ。この場合"tomcat5-webapps"がインストールされないので、Webブラウザは真っ白なページを表示する。ここで真っ白なページが表示されてしまった場合、もう一度yum installをオプション付きで実行してもらいたい。
また、http://localhost:8080/servlets-examples/servlet/HelloWorldExample にアクセスすると、以下のようなHello World!が表示される。
シンボリックの確認は、以下のコマンドで確認することができる。
# ls -l /usr/share/tomcat5
また、yumによるtomcatインストールの詳細は以下のコマンドで確認することができる。
# rpm -ql tomcat5