Panaracer RACE Type-A

バイク購入時に標準で装着されていたMICHELIN Dynamic SPORTSで3000kmほど走行しました。そろそろ交換時期だと思いPanaracer RACE Type-Aにはきかえました。
交換から1000kmほど走っての感想です。

まず率直な感想からいうと「とても軽くなった!」です。



重さ

MICHELINはワイヤービートで290gもありましたが、Panaracerはケブラービートで210gです。
タイヤ2本で160gも軽量化されました。普段バイクの質量とかあまり気にしていませんが、タイヤは別です。車輪のように高速で回転する物体の円周部の重量は慣性モーメントに大きく影響します。従って漕ぎ出しの軽さ、ヒルクライム時の軽さも全く違うように感じると思います。


巡航性能

巡航性能もよくなったと思います。MICHELINは28km/hを超えた辺りからジリジリと音が出始め、速度を増せば増すほどその音は大きくなっていきます。
音->無駄なエネルギーロスなので、巡航時の抵抗を大きくしていたように思います。しかしPanaracerは静かで、スーっと進んでいく印象です。


本当はMICHELIN pro3 RACEのオレンジが欲しかったのですがお店に在庫がなく、またpro4との入れ替え時期だったため入荷するか分からないとのことでした。
代わりにお店の人がブルーのPanaracerを勧めてくれました。私の自転車はGIANTのチームカラーなので、白地にブルーとオレンジのカラーリングです。ということでオレンジの代わりにブルーを勧めてくれました。「寒色系はちょっとなー」という気持ちがありましたが、「はやく交換したい」という感情が勝ってPanaracerに決めました。
余談ですが、タイヤの色って重要ですね。バイク全体のカラーコーディネイトもあるので、タイヤの色とかサドル、バーテープの色とかかなり気を使っています。

まとめ

乗り心地も良くなったように感じますし、ダウンヒル時の高速カーブもよりグリップするように感じます。また、Panaracerでよく語られる耐パンク性能もいいと思います。先述の通り1000kmほど走行しましたが今のところパンクはしていません。もともとはいていたMICHELINがエントリーモデルということも大きく影響していると思いますが、ロードバイクに初めて乗った時のような「軽っ!」って感覚を思い思い起こさせてくれました。


おまけ

先日、このタイヤを付けて筑波8耐に出場してきまいた。ご存じの方もいるかと思いますが天候は大荒れ。大粒の雨が降りしきる中でのRACEでした。落車する参加者も多く見られる状況でしたが、Panaracerは思いのほかグリップしていたように感じます。もしかしたらレイン性能もいいのかな? まぁ〜商品名にType-A (All-round)と書いてあるぐらいですからね(笑